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まとまっての流通は今回が初(!?)の激レアフグ!!

過去に遡っても僅かの輸入しかなく、過去の検索をしても10年ほど前に某ショップが入れたものや某フグ水族館のものしか引っかからないほどで、それ以前はオーストラリア便で稀に来ていたとも聞きますが、ほとんど流通したことの無いフグが本種。

この様なこともあり、種として、または飼育に関しての詳細いずれも不明点が多いフグとなります。

今回はパプアニューギニア採集便のもので「Marilyna darwinii」としてきたものの、それすら合っているか分からず、良く似た「Marilyna pleurosticta」の可能性もあります。

採集場所は淡水らしいのですが「Marilyna pleurosticta」だとすると産卵以外は終生淡水という情報もありますが、それも定かではありません。

調べると「Marilyna darwinii」の最大サイズは10cmほどとされますが、今回来た中には15cmほどの個体もいるので「Marilyna pleurosticta」の可能性も・・・?
※「Marilyna pleurosticta」自体のデータも皆無に等しいので、何とも言えませんが。

仕入先では塩分濃度を0,4%にしており、本種に限らず多くの場合ストック時には塩を入れるので、これに関してはあてになりません。

お店では0,1%にまで薄くして維持管理していますが、今後、様子を見ながら濃度を変化させ、最終的には完全淡水でも試す予定です。

輸入時にもほとんど噛み痕がみられないとのことでしたので、同種でもやり合うこののない温和な種だといえます。
もしかしたら他種との混泳も可能かもしれません。

自分自身は25年ほど業界に携わっておりますが、個人的に目にするのは初めてのフグとなり、飼育も含めてこれ以上アドバイスすることができないのが申し訳ありません・・・。

ここから先は試行錯誤しながら飼育にチャレンジしてみてください!


◎Twitterには動画を挙げておりますので参考ください。
pic.twitter.com/7mT6nfFrEE
pic.twitter.com/aMdKTj9LxN


※画像はサンプルとなっております。
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