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2014年10月に、現地インドから「新種のスネークヘッド」という触れ込みで1匹のみ輸入された謎のスネークヘッド。

ドワーフとレインボーの特徴を併せ持ち、最大の特徴でもある背鰭後方のす「スネークアイ=フラワースポット」が目を引きます。

このオレンジ色に縁どられたスポットは、レインボーにもあるもので、幼魚ながら見え隠れするモザイク柄と鰓蓋にのる赤みは、レインボーに近いイメージなのですが、腹鰭があるということからレインボーではなく、ベースはドワーフなのかもという、不思議なタイプです。

こう述べると、「ハイブリッド?」という風にとらえられてしまいますが、それらも含めて謎な種です。

今回輸入された個体は前回のものよりも一回りほど小型ということもあり、ひと月も経てばもっと成長してもおかしくないということも踏まえて、その時の兄弟とは考えにくく、別親からの子供で、もしかしたらこのタイプの種が存在し、本当に新種の可能性も高いといえます。

「レインボードワーフスネークヘッド」でも良かったのですが、あえて特徴であるスポットを強調したネーミングにいたしました。

というのも、現地からのインボイスネームは「チャンナ・sp,“new”」のみということもあり、勝手ながら当店でネーミングさせていただきました。

スネークヘッド自体、新種と思われる種が続出したり、学名がついたり、ひとまとめにすることで消失する可能性がある種がいたりで、謎だらけな魚のひとつでもあります。

ドワーフもインド産のものはガクア、タイ、インドネシアなどはリムバータとする意見もあり、その違いは眼球の虹彩、インレー湖のハーコートは消失してリムバータに・・・。

最近ではレインボーの亜種とされていたブルーレインボーが別種となり学術記載されたり。

様々な分からないことだらけを楽しめるのも、スネークヘッドの面白いところなのですね♪

いずれにしても、まだ亜成体の個体ですので、飼育し、成魚になるまでの過程、その変化を楽しみ、仕上げていってください!


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